村 純一
自転車風味な小ネタ#35
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
2/4(土)5(日)の二日間、東京ゲートブリッジ完成記念スポーツフェスタというイベントが行われました。完成間もない開通前の新しい橋をランニング・サイクリング・ウォーキングで渡りましょうというイベントで、お祭り的なイベントなのですが、土曜日のサイクリングに参加してきましたのでその様子など、だらっとお届けします。


コースは江東区若洲海浜公園~東京ゲートブリッジを渡って中央防波堤外側埋立処分地~折り返してスタート/ゴール地点に帰る約8kmのコース。会場の若洲海浜公園にはメーカーブースが並び、GIANT・COLNAGO・ANCHORなどの試乗車も用意されていました。


みんな大好きゆるキャラも来場。上は2013東京国体のマスコット・ゆりーと。下は福島県のキビママ。他にも建設会社のゆるキャラとか来てました。

いよいよスタート。50人位ずつ小分けにスタートするのでここまで辿り着くのに1時間くらいかかりました。

それではれっつらごぉ!

道路の名前は東京港臨海道路というらすぃデス。

スカイツリーもバッチリ見えました。

とっても良い天気。風もなく穏やかデス。遠くには午前中は富士山も見えてましたが、走り出す頃には少し雲が出て見えなくなっていました。残念。

あっとゆぅまに折り返し。意外と斜度ありますな。ちなみにこの辺りは右も左も野原デス。これから開発されるのでしょう。

約30分でゴール。このあと会場のステージに行ってみたら今中さんと小島よしおがトークショーやってました。ちなみに小島よしお新ネタは「コンタドールのダンシング」だそぉデス。テレビではやらないほぉがよさそぉデス…
ちなみに東京ゲートブリッジは今月12日開通予定。開通後は自動車専用道になるそぉで、自転車は通行禁止とのこと。歩道は設置されますが、歩道を押して通行になるようデス。
2012/2/5 村
自転車風味な小ネタ#34
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
え~、やっとというか遂にというか、発表されましたよ"Cervélo P5"!

前作P4が個人的に相当ガッカリでしたので、P3以来待ってた感じすらあります。感無量デス(言い過ぎ)。
パッと見の第一印象は「ロボ風味」。正直あんまりカッコ良くないデス。しか~し、今回は超本気でイチから作り直しただけにただならぬオーラがビシビシ感じられます。しかも某S社に対抗せんとばかりにロードTTモデル(UCI規定適合)とトライアスロンモデル(UCI規定非適合)をリリース。違いは…
1.フロントフォーク。トライアスロンモデル(写真)は前後幅が広く取られており、ブレーキが一体になるよう専用設計のカウルが付いている。ロードTTモデルは半分ほどの幅でブレーキは露出している(後付けエアロパーツがNGの為)。
2.トライアスロンモデルはトップチューブ上にもボトルケージ台座を装備。ロードTTモデルは規定でNGなので当然ない(埋めてあるだけかも)。
あれ、以上…!? 意外に少なかったかも。まだ見落としがあるかもしれませんが。某S社と違ってフレームの基本設計は同じっぽいので、トライアスロン向けにオプションが付いた印象デスね。
それよりも注目は、実はブレーキ。付属のブレーキはMAGURAの"RT8TT"。鋭い人はピンと来たかもしれませんが、専用レバーとセットになった油圧ブレーキシステム!しかも、P5専用設計ではなくブレーキ単体で市販するとか。すげぇ…

TTバイクをいぢったことがある人ならお判りかと思いますが、エアロフレームというのはなにかとややこしいケーブルの取り回しを要求しがちな構造になっていることが多々あり、なかには「おいおい、そんな取り回しでは絶対引き重くなるよね…」みたいな作りのものもしばしば。シフトならカネの力でDi2にすれば一発解消ですが、ブレーキはそぉゆう訳にいかず、「ま、しょうがないよね」と片付けるしかなかったのです。
そこでMAGURAは考えた…油圧なら平気でしょ!(多少重くてもTTなら我慢できるでしょ)
エライ、あんたはエライ(いろんな意味で)。これならどんなにややこしい取り回しでも大丈夫。
という訳で、日本発売はまだ未定デスが今から楽しみなのデス。これはもう出たら取り合いの奪い合いデスよ(多分ない)。

2012/1/24 村
自転車風味な小ネタ#33
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
先日書いたレギュレーションのコラム(#31)が結構反響ありましたので、もぉ少しニッチな話でもどぉかと思ってみたりみなかったり。
UCIの規定には競技規則と技術規則についての項目がありまして、熟読すると珍ルール盛り沢山なのデスがロードレースの競技規則だけでPDF203ページにもなりますので、興味のある方はJCFのサイトでダウンロードして頂くことにして、今回は技術規定のお話デス。
最新のレギュレーションでは、機材については以下のような規定があります(※ロード競技・トラック競技・シクロクロス競技について。抜粋)
○自転車はすべての参加者に利用可能でなければならない。それは市販される(すなわち市場で取引可能)か、販売可能(すなわち直接メーカーから、予約または代替の流通網を通して購入可能)でなければならない。プロトタイプおよび特定のスポーツ選手、イベントまたはパフォーマンスのために特別に設計された機材の使用は禁止される。「特別設計」は他の機材に比較し、技術的価値を付加された自転車を意味する。(条項1.3.006から1.3.010)
近年、エース格の選手だけスペシャルバイクとかペイントだけ塗り替えてるけど中身はプロトタイプとか、そぉゆぅのあまり見なくなったと思ったら、レギュレーションで駄目になったからかもしれませんね。夢が無いとも言えますが。しかし、レースでは発売前のプロトタイプがテストされるケースもしばしば。市販品でなければいけないとしたら、どぉゆぅ形にしろ流通させなければならなくなりますね(にやにや)
○ロード・タイムトライアルとトラック競技(パーシュート、1kmタイムトライアル)において、自転車は、肘または前腕を載せる「付加ハンドルバー」(延長)を、補助支持点(規則1.3.008に反することなく)に代わることなく取り付けてよい。競技者の前腕は水平面に位置しなければならず、延長部は競技者が競技全体にわたり規制された姿勢をとり、維持することができるように設計されなければならない。支持点の範囲は下図により定義される。
延長部の断面は条項1.3.024のとおり1:3の比に従わなければならない。延長部は固定され、レース中に長さや角度を変更できるシステムを装備してはならない。
延長部は、名前が示すとおりハンドルを水平面内で延長する(条項1.3.023に示す図を参照)。延長部にはグリップ(手との接点)を取付
けるものとする。これらは水平なハンドルバー延長部に傾斜しまたは垂直に取付けてよい。すべての場合に、グリップは識別可能で、手
との接点(条項1.3.023に示す図を参照)としてだけ使用されなければならない。
水平面内になく持上げ上げている、あるいは円弧形や水平でない延長部は認められず、また、2つの高さで組立てられたハンドル延長アセンブリも認められない。
ロード・タイムトライアルおよびトラックのパーシュート、1km/500mタイムトライアルのための競技者のポジションは自転車の2つの寸法によって定義される:ボトム・ブラケット後方のサドル先端の位置(5cm以上後方)およびハンドル延長部の前進位置(最長75cm)。これらの寸法は検査機器を使ってコミセールにより確認される。検査はタイムトライアルのスタートエリアで実施される。いったん自転車が検査されたなら、それはスタートの囲いから出すことはできない。それが出された場合、2回目の検査が必要とされる。サドルの位置はサドル先端からボトム・ブラケット軸中心を通る垂直面までを測定する。前側の位置はボトム・ブラケット軸中心を通る垂直面からハンドルバー延長部(全長)の方向に測定する。ハンドルバー延長部に変速レバーが取り付けられるならば、距離は変速レバーの軸までを測定する。この軸より前に出る変速レバーは、それが他の用途に使用されない限り(例えば,手の支持点が75cmの域を超えるように改造されたレバー)、規定の75cmを超えることが許される。押しボタンにより操作される電動式変速システムの場合、ハンドルバー延長部(全長)の先端まで測定する。形態的理由により彼/彼女が、ボトム・ブラケット後方のサドル位置あるいはハンドル・バー延長に関する規則を遵守することができないとみなされる競技者は、ライセンス提示時にコミセールに規則適用免除を要請できる。規則適用免除の要請は、サドル位置もしくはハンドルバー前方位置いずれか一つの要素においてのみ申請できる。経験とポジションの型によれば、サドルポジション(5cm以上後方)の規則適用免除の要請は通常体型の小さな競技者から提出される一方、前進位置(最長75cm)の規則適用免除は通常身長の高い競技者から提出されるが、絶対的な規則はまったくない。技術コミセールは競技者により要請された規則適用免除の性質を考慮する。最終レース報告書に添付される「免除報告書」において、コミセールは詳細を記述する。審判員は技術規則において定義された方法に従い要請の妥当性をチェックすることができる。(条項1.3.021)
え~、長くなりましたが簡単に纏めますと、ハンドルバーと前腕は水平でなきゃ駄目。ハンドルバー(フレームも)は断面が3:1以上薄いと駄目。レース中に長さや角度が変えられるものは駄目。DHバーは角度がついてたり変な形は駄目。トライアスロンで人気の高いSベンドもロード競技では駄目。握るところはどこからグリップかはっきりしてなければ駄目。グリップ部分だけ角度が付いているものはOK。BBからDHバー先端までの長さは75cmまで。体格的に無理なら免除を申請できる。Di2対応の項目も追加されてるけど通常のバーコンより少し不利ですな…などなど。
ちなみにこの条項1.3.021ですが、トライアスロンには全く適用されず全部OK!
TT受難の年、始まりました~(遠い目)
2012/1/10 村
自転車風味な小ネタ#32
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
珍しく日記めいたことを書いてみようかと思う訳なのデス。
今年も早いもので大晦日だったりするのデスが、例年通りきっちり出勤して元旦もまたきっちり出勤デス(遠い目)
毎年1/1にサイクルコンピュータの積算走行距離をリセットするのデスが、今年一年の走行距離は10,475km。これから帰宅する13kmを足して10,488km位でした。去年より1,000km位は多く乗れたかな、という感じです。
帰ったらまたリセットして、気持ちを新たに新年を迎えたいと思います。来年もよろしくお願い致します。
2011/12/31 村
自転車風味な小ネタ#31
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
今年のツール・ド・フランス開幕直前、とあるレギュレーション改正がチーム関係者を騒がせた。
「サドル座面は水平とする。サドル長さは最小240mmそして最大300mmとする。」という規定が追加。
後ろ上がりに弓なりになったサドルなどが使えなくなり、困った選手も多かったようですが、ツール開幕の現地で初めて聞かされたチームもあったようでかなり混乱したとか。
そんなお騒がせな国際自転車連盟(UCI)ですが、最近またしても珍規定を追加。今度はボトルかよ…
「ボトルはフレームと一体にしてはならない。そしてフレーム内側のダウンチューブ(下管)およびシートチューブ(立管)にのみ設置できる。競技用に使うボトルの断面寸法の最大は10cmを超えたり又は4cm以下であってはならない。その容量は最小400mlそして最大800mlでなければならない。」
ボトルは本来飲料用であり空気抵抗を減らす目的で使用しないように…という意図らしいのですが、フレームと一体~辺りのくだりは某C社の某4くらいしか思い当たらないので、もう完璧いぢめだと思います。某S社のエアロボトルも、フレームにピッタリ沿うようにデザインされてますのでダメだし喰らうかもしれません。
更に、取り付け位置に規定が出来たことで、サドル後ろやハンドル周りもダメな事に。大きなお世話デス…
TT受難の年、間もなくやってきます(遠い目)
2011/12/30 村
自転車風味な小ネタ#30
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
2012年はオリンピックイヤー。ツール・ド・フランスのプレゼンテーションも終わり、世界選手権や全日本選手権の日程も発表されて来年も楽しみだなぁと思う今日この頃。
さて、話はその辺をすっ飛ばして2013年の話なのデスが、そろそろかなぁと思っていた噂がちらほら聞こえてきましたよ。

いや~、もちろん噂ですよ。正式発表ではありませんから、はい。

なんか8月とか9月とか書いてありますけど、私には何のことやらさっぱりですよ、あは。
ちなみに11sフリーは新設計になるようで、11s→10sはスペーサーで対応できるけど逆は不可だとか、クランクが4アームになるとか相変わらずBB30には対応しないだとか、7900シリーズより67g軽量になるだとか、Di2もラインナップとか、全部噂ですから~。

あ、そういえばSRAM REDも2013年にモデルチェンジだとか、そんな噂も聞いてみたりみなかったり。
来年のツールはいろんな意味で非常に興味深いデス。
※ご紹介の記事はリーク情報であり、その内容を保証するものではありません。ホンマでっか!?程度にご覧下さい。
2011/12/29 村
自転車風味な小ネタ#29
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
まもなく開幕するツール・ド・フランス。
いよいよ「夏がきたぁ~」と感じる方も多いでしょう。
まぁ、そぉいう方はツールが終わる=夏が終わる方々なんですけどね...
毎年各メーカーが新作フレームやパーツをバシバシ投入するのもこの時期。ツールで初登場するアイテムも多く、今年も楽しみは尽きません。
特に今年アツい分野がTTバイク、エアロフレーム!
キャノンデールはジロで新作TTバイクを投入。
トップチューブに"SLICE"の文字。次期スライスのプロトタイプと思われますが名前は一緒でも、もぉ完全に新設計の全く別物。ちなみに奥に見えるのが現行スライス。
○フロントフォークはエアロヒンジ
○フォーク後ろ側に配されたビルトインブレーキ。リアブレーキはチェーンステイ下
○なぜか細いシートポスト
パッと見はTREKのSpeed Concept風味ですが、ステム部分の処理が綺麗にまとまっているとかエアロ効果を意識しつつブレーキを完全内蔵にしてなかったりとか、TREKがちょっと失敗しちゃったっぽいところを上手く仕上げてきた感じ。さすが後出しじゃんけん強いよね。
だいたいTREKは理想が先行し過ぎてメンテナンス性を犠牲にしすぎな気が。Speed Conceptの内蔵ブレーキは調整が超面倒だそうですし、一世代前のEquinox TTXはシフトケーブル交換する為にクランク外さなきゃいけないとか、かなりのイライラ設計でせつなさ炸裂なのですよ。
...閑話休題。
とにかく新しいスライスは最新のトレンドを詰め込んだキャノンデールの本気がビシビシ伝わる意欲作。バッソは今年元気ないですけどね。
そして、TTバイク好きな一部のヒト垂涎のあのバイクの後継モデルが、ついにドーフィネでデビューしましたよ。
いや~、見事に真っ黒。出来立てホヤホヤ感満点。
○まるでフォークの一部のように前面に配されたフロントブレーキ
○ブレーキシューは半分外に覗いている。メンテナンス性も犠牲にしていない
○リアブレーキはチェーンステイ下。内蔵されている訳でなくエアロ効果も高そう
○リア三角、すっごい小さい
○そしてシート角は結構寝てる。リアセンターかなり短いっぽい
○ダウンチューブはフロントタイヤぎりぎり
○Di2対応。ケーブルとバッテリーはどこ行った?って位に完全内蔵。Di2専用かも
今までのTimemachine TT01も随分と凄かった。体格やライディングフォームをヒアリングしてからオーダーする、そのライダーの為の専用設計。体重によってフレーム強度まで変える徹底っぷり。他のメーカーの「そりゃ出来るならそれが一番良いよね。やらないけど...」をやらかしちゃったのがTT01だったのですよ。
でも、そこまでやっておきながらブレーキが外付けだったり微妙にコンベンショナルなとこが残ってた。
今回はやること全部やりつくしたまさに「完全版」といった感じ。
市販する気なのだろうか?
BMCは昨年、新型ロードフレーム"Impec"で世界中を驚かせた。フレーム一本一本をカーボンの糸から織り上げて作る専用織り機を開発。更にスイスにImpec製造専用のファクトリーまで新設した。
更に今回の新作TTバイク。そんなに羽振り良いのかBMC!?
エヴァンスは今年かなり好調。大注目なのでは?
そして最後はRIDLEY NOAHの新型
え? 現行モデルとの違いが判らない?
それではこちらをご覧ください。

純然たるロードフレームにも拘らずブレーキ一体型フォーク&フレーム!
これを「遂にキター!」と思うか「やっちなったな...」と捉えるかは人それぞれだと思いますが、新しい動きが出来たことは間違いない訳で。他メーカーが追随するようなことになれば面白いことになりそうです。
黒歴史になるかもしれないけどね...
2011/6/30 村
自転車風味な小ネタ#28
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
前回、今年はリッコに注目とか書いたよぉな気がしたりしなかったりするのですが...前言撤回ってゆうか、もぉ注目しようもないかも。たぶん今後レースには出ないから。
事件が起きたのは2/6。トレーニング中のリッコが体調不良で病院に担ぎ込まれた。診断結果は腎臓の機能不全。心当たりを医師に問いただされたリッコが打ち明けたのは衝撃の内容だった。
「ん~、冷蔵庫に保管してた血液を自分で輸血したんだけど、もしかして傷んでたんじゃなイカ?みたいな?」
25日間自宅冷蔵庫に保管していた自分の血液を自ら輸血したというのだから、これはもう驚くというより呆れるしかない。血液ドーピングは他と違い、100%故意によるもの。言い逃れのしようがない。
ショックを隠せないのがVacansoleil-DCM Pro Cycling Teamの経営陣。昨年リッコと共に加入したモスケラもドーピングの噂が囁かれているライダーの一人。スポンサー的にも印象は芳しくない。
一方、この事件でほっと胸を撫で下ろした人もいる。
Quickstepも去年、リッコ獲得に動いたチーム。グランツールでの活躍を見込んでのスポンサーの意向だった。チームや監督はスポンサーの意向で仕方なく選手を獲得したり放出することがあるそうですが、リッコ獲得に待ったをかけたのがチームドクターのヴァンモル。猛烈な反対でリッコとの契約に至らなかったそうですが、結果的にチームに汚点を残さずに済むことに。スポンサーはヴァンモルにお礼のメッセージを送ったそうです。
2010/2/15 村
自転車風味な小ネタ#27
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
え~、気付けばほぼ一年ぶりの更新。ちょっと反省。
で、前回は2010ツールの話題だったのですが、今回は2011ツールの話題です。もうそんな時期なんですね。
今年のツール出場チーム:
Omega Pharma-Lotto (Bel)
Quickstep Cycling Team (Bel)
Saxo Bank Sungard (Den)
Euskaltel-Euskadi (Spa)
Movistar Team (Spa)
Ag2R La Mondiale (Fra)
Sky Procycling (GBr)
Lampre - ISD (Ita)
Liquigas-Cannondale (Ita)
Pro Team Astana (Kaz)
Team Leopard - Trek (Lux)
Rabobank Cycling Team (NEd)
Vacansoleil-DCM Pro Cycling Team (Ned)
Katusha Team (Rus)
BMC Racing Team (USA)
HTC-Highroad (USA)
Team Garmin-Cervelo (USA)
Team Radioshack (USA)
Cofidis, Le Credit En Ligne (Fra)*
Saur - Sojasun (Fra)*
FDJ (Fra)*
Team Europcar (Fra)*
UCIプロチーム18チームと、プロコンチネンタル4チームの計22チーム。
今年のワイルドカードは全部フランス勢!
近年海外スタートが定着しつつあったグランデパールですが、今年はフランスVendée県。海外チームに媚を売る必要はないと云わんばかりです。
...というか、Cofidis、Team Europcar(旧ブイグ)に続き、今年はFDJもプロコン降格。プロチーム登録のフランスチームはAG2Rのみという状況。フランスのイベントなんだからこれは仕方ないのかなぁ...とも思ってみたりみなかったり。
今年大幅にシャッフルされたプロチームですが、明暗くっきり分かれたのがジャネッティ監督率いるGEOX-TMCとVacansoleil-DCM Pro Cycling Team。
GEOX-TMCは昨年までプロチームだった旧Footon-cervetto。ロードレース好きの方には旧サウニエルといった方がピンとくるかもしれません。2006・2007年とジャパンカップを連覇しており、日本でも人気のあったチームです。しかし2008年のツールでエース、リカルド・リッコのドーピングが発覚。スポンサー撤退でチーム消滅の危機に陥りました。プロチームライセンスが切れる昨年、GEOX(日本でも銀座・恵比寿・新宿などに直営店を展開するイタリアの大手シューズメーカー。自転車用シューズは作ってないっぽい。)をスポンサーにチーム立て直しを発表。カルロス・サストレ(2008年ツール・総合優勝)、デニス・メンショフ(2009年ジロ・総合優勝)のグランツール勝者二人と立て続けに契約。ライセンス更新を目指したものの結局プロコン落ち。ツール出場も逃し再びチーム崩壊の危機が噂される事態に。
一方、サウニエル崩壊の元となったリカルド・リッコは、2年間の出場停止期間を経て昨年Ceramica Flaminiaで復帰。シーズン中盤でVacansoleil Pro Cycling Teamに移籍して虎視眈々とプロチーム復帰を狙っていましたが、そのVacansoleilが今年プロチーム昇格を果たし、労せずしてツール出場権を得た結果に。
GEOX残念すぎ!
そんな訳で今年のツールはLeopard TrekやGarmin-Cerveloばかりでなく、Vacansoleilのリッコにも要注目なのですよ。
2011/1/24 村
自転車風味な小ネタ#26
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
3/30に今年のツール・ド・フランス出場チームが発表されました。
Team Milram
Quick Step
Omega Pharma - Lotto
Team Saxo Bank
Caisse d'Epargne
Euskaltel - Euskadi
Footon - Servetto
Team HTC - Columbia
AG2R La Mondiale
BBox Bouygues Telecom
Cofidis, le Crédit en ligne
Française des Jeux
Lampre - Farnese
Liquigas - Doimo
Astana
Rabobank
Garmin - Transitions
Team RadioShack
BMC Racing Team
Team Sky
Katusha Team
Cervélo Test Team
ワイルドカード出場枠を得たのは下の6チーム。BMCが辛うじて滑り込んだ感じですが、選ばれて当然って感じのチームが並んでますね。オランダスタートなのにオランダ籍のチームが全く選ばれていないのは残念。あまり活躍してないプロチームもあるのになぁ...
開幕は7/3。初日はプロローグなので実質個人TTは第19ステージのみ。昨年不評だったチームTTは無くなりました。4日目の第3ステージはパリ~ルーベの難所アランヴェールを通過。最初の休息日を終えると山岳がばんばん続きます。今年はクライマーが活躍するかもしれません。
7月が待ち遠しいですねぇ...
自転車風味な小ネタ#25
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
Giro d'Italia 2010出場チームが発表されました。
Acqua&Sapone, Ag2r-La Mondiale, Androni-Diquigiovanni, Astana, Bbox Bouygues Telecom, Bmc Racing, Caisse d'Epargne, Cervelo, Colnago-Csf Inox, Cofidis-Le Credit en Ligne, Footon-Servetto, Garmin-Transitions, Lampre Farnese, Liquigas-Doimo, Omega Pharma-Lotto, Quick Step, Rabobank, Sky, Htc-Columbia, Katusha, Milram, Saxo.
全22チーム。プロツアーではエウスカルテル、FDJ、レディオシャックが招待されていません。
コンチネンタルチームではISD、フラミニア、スキル・シマノ、ヴァカンソレイユといった有力チームが出場を逃しています。
以下、除外の理由:
レディオシャック...「チームから招待の要請がなかった」
ISD...「昨年招待したけど全然活躍してない」
フラミニア...「リッコの謹慎はもっと長くていい」
だとか。
ん~、全然活躍してないチーム他にもあるじゃん...
自転車風味な小ネタ#24
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
MAVICがGarmin-Transitionsとプロトタイプホイールのテストをしているとかいないとか。
発売されたばかりのiO Roadは前輪だけでなく、未発表の後輪もテストされてますね。
そして「CC80」と呼ばれる新しいディープリムもテストちぅみたい。
GARMINといえば昨年までZIPPをメインに使っていたチームなので、比較試験としても非常に有意義なのでは。
ここ数年低迷気味のMAVICですから、あっと驚くような発表を期待したいところですね。
自転車風味な小ネタ#23
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
まだ正式発表されていませんが、二重契約でもめていた別府フミのRadio Shack入りがようやく決まった模様。
ただ、先日Radio Shackは今年の暫定ツール出場選手を発表しており、そこにはフミの名前は無し。
あくまで暫定とはいえ、リストを見ると「この9人で決まりでしょ~!」というメンツが顔を揃えており、故障者でも出ない限りは新しいメンバーが浮上することはなさそう。
ちょっと寂しいですね。
どっちかっていうとSkil-Shimanoに残留したほうが良かったのでは、と思っているのは私だけではないような気がしたりしなかったり。
自転車風味な小ネタ#22
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
昨年、アミーカチップスに所属していたマッサーの宮島さん。
今年はどこか日本のチームに行くのかと思っていたのですが、どうやら昨年のジャパンカップに参加していたいずれかの海外チーム所属に決まっている模様。
まだどこかは判りませんが、イタリア繋がりでISDかなぁ?
まさかリクイガスで中野さんと日本人マッサーコンビって事は無いと思うけど...
追記
どぉやらISDで正解だったみたいです。
自転車風味な小ネタ#21
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
久々の更新になってしまいました。
さて、今年もあと残すところ僅かとなりましたが、今回は今まで紹介した小ネタの続報を駆け足でお届けします。
〇アワーレコード挑戦を発表したグレアム・オブリー、やっぱ断念。
〇かわりに、という訳ではないと思いますが現在TT走らせたら右に出るものはいない世界選手権TTチャンピオン、ファビアン・カンチェラーラがアワーレコード挑戦を表明。
〇来期プロツアーライセンス、注目のRADIO SHACKは無事承認。また2013年までの更新を申請していたLAMPREがリスト落ち。しかし再申請中の為プロ・コンチネンタルチームのリストにも入っておらず、来期の予定は今のところまだ白紙。
〇すっかり忘れてたけど、知人に頼んでおいたコレ↓が、今頃手に入ったとかで送られてきた。
只今越谷店に展示中デス。
2010年も宜しくお願いします。
自転車風味な小ネタ#20
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
〇来期プロツアーライセンス速報版。
判っている限りの状況はこんな感じデス。
| AG2R LA MONDIALE | 2012 |
| EUSKALTEL - EUSKADI | 2010 |
| LIQUIGAS | 2010 |
| FRANÇAISE DES JEUX | 2010 |
| TEAM MILRAM | 2010 |
| FUJI-SERVETTO | 2010 |
| QUICK STEP | 2011 |
| CAISSE D'EPARGNE | 2010 |
| GARMIN - SLIPSTREAM | 2012 |
| RABOBANK | 2012 |
| TEAM KATUSHA | 2011 |
| TEAM SAXO BANK | 2011 |
| TEAM COLUMBIA | 2010 |
| LAMPRE - N.G.C | 2013 |
| SILENCE-LOTTO | 2011 |
| TEAM SKY | 2013 |
後ろの数字はライセンス期限。来年で切れるチームが多く、1年後はシャッフルされる風味。
今年プロチームだった
BBOX BOUYGUES TELECOM
COFIDIS, LE CREDIT EN LIGNE
以上2チームはプロ・コンチネンタル・チームに格下げが決定。ワールドランキングで下位に甘んじた結果と財政的課題とのこと。残念!
ASTANAは現在審議中。今年前半の給与未払い問題、コンタドールの離脱拒否、ヴィノクロフ復帰に疑問を唱えるUCI関係者が多いなど問題は山積。
アームストロングのTeam RadioShackも現在審議中。
プロツアーライセンスを申請していたSKIL-SHIMANOは申請を取り下げたため、来期もプロ・コンチネンタルでの活動が決定。
続報は判り次第更新します。
自転車風味な小ネタ#19
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
そろそろ聞こえ始めた来年の話。
公式発表されたものから噂話まで...取り敢えずまとめてみたりみなかったり。
〇来年のプロツアー新規ライセンス
現在申請中のチームは以下の3チーム。
Team RadioShack
Team Sky
SKIL SHIMANO
一番上は、今年話題を独占しているランス・アームストロングによる新チーム。チーム名のRadioShackはアメリカの大手家電量販店で、日本でいうところの「ヤマダ電機」みたいな感じ。完全な新規結成チームですがASTANAから監督と選手をごっそり移籍させればライセンスは降りるかも。ちなみにスポンサーのRadioShackが社名変更を検討中らしく、いきなりチーム名も変わるかもしれません。
お次のTeam SkyはすでにトラックでTeam Sky+HDとして母体があり、イギリスの強豪選手を多数獲得予定。スポンサーのSkyは日本でいうところの「スカパー」みたいな会社。5年以内にツール総合優勝を目指すと明言しており、多分真っ先に申請が通るのではないかと思われ。ちなみにトラックのほうではホイ、エドガー、ケニー、ペンデルトンなど男女問わずメダル量産の超強力メンバーを揃えており、事実上ナショナルチーム化しています。
最後はご存知別府選手も所属するSKIL SHIMANO。今年はワイルドカードでツール初出場を果たし、最終日の別府選手の敢闘賞獲得など目立った活躍もありました。ライセンスは...ん~、微妙!?
〇ASTANAの行方は...
アームストロングの離脱に伴い、ライプハイマー、ポポヴィッチ辺りが一緒に離脱、監督離脱、TREKもついでに新チームへ...くらいは想像の範囲内ですが、今年のツールで噂になっていたチーム内の確執は実際のものだったらしく、コンタドールが来期加入チーム未定のままチーム離脱を発表してしまいました。
コンタドール獲得に動いているチームは判っている範囲内ではスリップストリームとケスデパーニュ。スリップストリームはツール直前まで交渉していたようですが、契約金で折り合いが付かず頓挫。ケスデパーニュはスペイン色の強いチームなので強烈にラブコールを送っている最中みたいですが、スリップストリームより全然資金力無いチームなので多分無理。
ってゆうか、むしろ本題は謹慎明けのヴィノクロフ。そもそもASTANAはヴィノクロフを勝たせるために作られたチームな訳で、当然復帰すると考えて当たり前な訳ですよ。今はまだカザフスタンナショナルチーム所属ですが、近い将来何らかの発表があると思われます。
まだヴエルタ・世界選手権と大きなイベントが残っていますが、コンタドールはASTANAで走るのでしょうか?
自転車風味な小ネタ#18
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
アルプスの山岳ステージに入り、総合優勝争いが大きく動き始めたツール・ド・フランス。
面白くなってきましたね。
今回はツールで使用されている機材に注目してみたいと思います。

今年一番のダークホース!? ウィギンズがモナコのTTで使用したレバー。STIとDi2のニコイチ。メカニックの自作と思われますが、正直頭が下がります。

カヴェンディッシュのバイクは第2次大戦中の戦闘機を髣髴とさせるオリジナルペイント。ホイールはhighroadのステッカーで偽装したZIPP404と808。これはチームがSHIMANOとホイール供給の契約を結んでいる為。

ホイールといえばMAVICがこんなものを投入。「COSMIC CARBONE SLR」と書いてあるけど市販品とは全く別物。55mmハイトのフルカーボンリムにジクラルスポーク。

フロントハブはカーボン製のボディにアルミフランジ。名前は同じでも全くの新作と言ってよい変貌っぷりデス。

LOOKの新作ペダル「KeO 2 MAX」。踏面がワイドになり見た目はかなりSHIMANO風味。SHIMANOもカーボン製ペダルのプロトタイプを投入しましたが、こちらは市販予定の発表アリ。
ASTANAはSRAM REDを採用しているがチェーンのみSHIMANO DURA-ACE。信頼性と変速性能で選べば当然の選択!?

GPS付きとか多機能なサイクルコンピュータを使用する選手が多い中、ボーネンが使用するのはなんとCATEYE MITY8! 親近感沸きまくり。

アンディ&フランク・シュレク兄弟のMATRIX風味なイラスト入りサドル。かなり欲しい!

最後はあの方専用痛車。実際に使用されるかどうかは謎。初日と4日目のTTでは使用されず...
ちなみにイラストは日本人の奈良美智氏。
(追記:第18ステージのTTで使用されました。)
自転車風味な小ネタ#17
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
いよいよ始まりましたね。「Le Tour de France」
第2ステージ新城選手5位、第3ステージ別府選手8位と序盤から眠れぬ展開となっています。
誰か替わりに仕事行ってくれないかなぁ...(ぉぃ
今回はツール開幕直前に、モナコで公開された2010年モデル・TREK Madoneシリーズをチェックしてみたいと思います。


あの方専用"LIVESTRONG"カラーもProject Oneでカスタム可能に! 買うしかっ!

左右異径チェーンステイ。

Di2用バッテリーはこんなところに。

"DUOTRAP"と呼ばれるステイ内蔵式センサー。

同時発表の"RACE XXX LITE"
「ペアスポークテクノロジー」と呼ばれる2本一組のスポークアレンジは消滅。かつてRolfやSHIMANOが試みて製品化したものの横剛性が弱すぎてあっさりやめちゃったこともありますが、いよいよ絶滅?

"Aeolus 9.0"
今年2月に発売されたばかりなのに、もう新しいモデルが発表。こちらもごく平凡なスポークパターンに変更。ちなみにリムはHED.製・ハブはDT.SWISS製。
タイムトライアルで使用されている謎のTTマシン"SPEED CONCEPT"に関しては、製品化の発表はなし。
どっちかというとそっちのほうが気になるのですけど...

自転車風味な小ネタ#16
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
グレアム・オブリー。
アワーレコード再挑戦の続報...というか前回コラム書いたときにはもう発表されていたんですが、今回挑戦する際に使用するバイクが公開されています。

あれ...以外に普通?
変な自転車を期待したヒト(私を含む)残念でした。
ハンドルバーが微妙ですが、アワーレコードに挑戦すると宣言した手前、規則に則ったバイクでないと記録として認められませんからね。以下詳細。

ブレーキはCampagnolo Avanti。

ハンドルバーは3ヶ月を費やしたアルミ削りだし。もちろん自作!

リアのシフトワイヤーはトップチューブからシートステイに。ロードでは珍しい取り回し。

BB後ろにリアブレーキ。最近の空力トレンドを採用してますがルールに引っかからなきゃいいけど...

60Tオーバー? 凄いチェーンリング。

後ろのギアはちっさいデス。タイヤはVELOFLEX。

15年前のSpecializedのMTBペダル(を削って作ったやつ)。
見た目もパーツ構成も極めてクラシカルですが、空気抵抗を少しでも削ろうという努力の痕跡がぎゅんぎゅん伝わってきます。
現在のアワーレコードは49.700km/h(オンドジェイ・ソセンカ。2005年7月19日)
これ、更新出来たら凄いと思う。ほんと伝説。
ちなみに、規格外のバイク・フォームで走るとアワーレコードと認定されず、「Best Human Effort」と呼ばれます。
現在の記録は56.375km/h(クリス・ボードマン。1996年9月7日)
オブリー自身の当時の記録は52.713km/h。
今回の挑戦結果は判り次第お知らせしたいと思います。
自転車風味な小ネタ#15
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
グレアム・オブリー。
知ってる人は知っている。知らない人は全然知らない...
1993年から94年にかけ、当時のアワーレコードを2度更新した伝説の選手。
ちなみにアワーレコードとは、トラックを1時間でどれだけ走れるかを競う競技。「人生で最も過酷な1時間」と呼ばれるその理由は、この競技に挑戦することが即ち「世界記録を破れるかどうか」を意味する為なのです。
「フライング・スコットマン」「タイムトライアルの鬼才」と呼ばれた彼が、最初にアワーレコードを更新したときの様子がこちら。

このとき使用した自転車は彼の自作。「捨ててあった洗濯機のベアリングを流用した大口径BB」や「片持ちフォーク」など時代を先取りというより突っ込みどころ満載。独特のポジション(オブリーポジションMark.1と呼ばれる)と共に一躍時のヒトを余裕で凌駕して伝説になったのでした。
ところが「腕が胸に触れちゃダメ」というUCIの後出しルール改定により記録は無かったことに...
そこでオブリーは、新しいポジションを考案し、翌年またしても記録を更新します。

こちらは「スーパーマンポジション(またはオブリーポジションMark.2)」と呼ばれています。
まさに執念の勝利!
と思いきや、「BB軸中心からハンドルの先端は75cm以内じゃなきゃダメ」というUCIの後出しルール改定(またかよ)により記録は無かったことに...
以降さらにルールは改定され、「1972年にエディ・メルクスが記録を出したときと同じ姿と同じ形の自転車じゃなきゃダメ」なことに。
ディスクホイールもダメ。ディープリムもダメ。DHバーもダメ。スキンスーツもダメ。オブリーが使ったみたいな風味の自転車は取り敢えずダメってことで...みたいな。
他の競技なら使っていいのにね。
あれから15年。時代は流れました。このエピソードは映画化され(邦題「トップランナー」)DVD等で観ることが出来ます。
映画の最後にこんなテロップが...
「今は趣味で走っている だいたいは...」
そんなオブリーさん、先日凄いことを言い出して世界中が驚き...というか唖然としています。
「今年の後半にアワーレコードに挑戦するよ~ん!」
伝説は終わっていなかったのか? それとも何かの罰ゲーム?
詳細はまた後日。
自転車風味な小ネタ#14
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
Giro d'Italia 始まりましたね。
ペタッキ、ディルーカ、メンショフといったベテラン勢の活躍が目立ち、面白い展開になっています。
今回は、今年のGiroで使用されている機材に注目してみたいと思います。
最初は去年のツール総合優勝・サストレのバイクから。





なんとメインコンポーネントはDURA-ACE 7800!
ROTORのクランクはサストレのネームロゴ入り特別バージョン。
何故かブレーキケーブルのみNOKON。
プーリーとBBはEnduro ZERØ。
全体的にオーソドックス且つ謎の多い構成。
続いてスリップストリームのウィギンズのバイクより。



メインコンポはDURA-ACE 7900。
O.symetricのチェーンリング+7800クランク。そこまでして楕円に拘るか!
3枚目の写真のブルーのパーツはK-EDGEのチェーン落ち防止プロテクター。
ってゆうかチェーンリングとフロントディレイラーのクリアランス、こんなに広くてまともに変速するんだろうか...?
続いてはあの方専用。

いろんな意味ですごいセンス。
引退前にしつこく拘ったSPD-RペダルとWレバーは諦めたっぽいデス。
最後に遂に登場したヒルクライムホイールの本命!
MAVIC R-Sys Ultimate。
リムハイト22mmで重量は前後950gだそうな。
リムとフロント・リアのハブシェルがカーボン化。UCIのクラッシュテストも無事通過して実践投入されております。
リクイガス、サイレンス・ロット、AG2Rの3チームに2組づつ(合計6組)が供給されているとか。
少なっ!
自転車風味な小ネタ#13
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
ZIPP 303の2009モデルが発表されました。
去年モデルはステッカーを張り替えただけの、マイナーチェンジというより焼き直し的な感じだったのですが、今年は大幅なモデルチェンジ...というよりそれ別物でしょと言わんばかりのすんごいのを出してきましたね。
ZIPPといえばロード用4アームクランクとか、他社との互換性なんか完全無視な製品を唐突に出してみたりするので、個人的にかなり好きなメーカーだったりするのですが、今回の303もそれに近い感じがぎゅんぎゅんします。
常識破りなポイントその1。ブレーキ面のリム幅25.4mm!
通常20mm程度のリム幅が一般的なのでホイールを入れ替えようとすると間違いなくブレーキ調整が必要になりますな。しかも...
常識破りなポイントその2。ブレーキ面が左右水平じゃない!
ブレーキシューのアタリまで調整しなければいけませんね。ってゆうか使えないキャリパーとか出てくるんじゃないですか、これ。
今までのホイールとの互換性を無視してまで、ZIPPがこのデザインを採用した明確な意図がこの2点ではっきりと見てとれます。
それは「ホイールにタイヤを装着した状態で最良の空力を得よう」という考え方。
これはすごく当たり前のようで、今までどのホイールも実現できていなかった全く新しい発想なのです。
理想の空力を実現するためにリム幅を5mmも増やすなんて、普通に考えたらありえないと思うのですが...
ZIPP凄すぎ。
これでダイナミックバランスが完璧なら言うことないんデスけどねぇ...
(私物のZIPP 808はそりゃぁもうバランス悪くてブルンブルンなのデスよ。タイヤ外すとパーフェクトなのデスけど。)

自転車風味な小ネタ#12
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
SHIMANO ULTEGRA 6700。
来年発売予定とか。詳細は不明ですがデザイン的にはDURA-ACE 7900をほぼ踏襲していますね。
DURA-ACEの微妙な不具合が修正&ラインナップ豊富なスプロケが魅力的なグレード(...と勝手に思っている)だけに、非常に楽しみです。

自転車風味な小ネタ#11
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
マーク・カヴェンディッシュの劇的な勝利で幕を閉じた今年のミラノ~サンレモ。
2位ハウッスラーとの差は僅か11cm!
表彰台の裏では、チームの顧問を務めるエリック・ツァベルと涙の抱擁。レース前にはコースを2度試走し、「どれくらい耐えなければならないか」を学んだとか。
ツァベルといえば...2004年のミラノ~サンレモ。ガッツポーズでゴールしようとした隙にフレイレに優勝をさらわれた事があったような気がしたりしなかったり。
そうか! 耐えるってそぉゆうことだったのか!(多分違う)

自転車風味な小ネタ#10
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
2/14は世間一般的にはヴァレンタインデー。
でもロードレースファンの中には忘れられない哀しい日...という方も多いと思います。
2004年2月14日、イタリア・リミニのレジデンスホテル...
34歳という若さでこの世を去った天才クライマー...マルコ・パンターニ。
彼がいなければ、私は今ロードバイクに乗っていないと思います。
今日は「マルコ・パンターニの追憶の日」。

自転車風味な小ネタ#9
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。 ランス復帰戦で注目のTour Down Underで、いよいよ2009シーズン開幕! やはりあのお方は特別待遇っぷりが半端じゃないようで... ☆一人だけ凝ったデザインのフレーム&ホイール。 ☆一人だけヘルメットも特別デザイン。 ☆よく見ればグローブとシューズも一人だけ違うし...ってゆうかNIKE製!? NIKEはランス君の活躍次第でNIKE CYCLINGを復活させると思う、に3000点。
自転車風味な小ネタ#8
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
先日のこのコーナーで取り上げたSHIMANO FC-7800Cですが、どうやら完全にお蔵入りにはなっていないようです。
昨年のサイクルモードで配布されていたSHIMANOの「2009 BIKE GERE CATALOG」の50ページ、「ロード10スピードの互換性チャート」にNEWマーク付きでひっそりと載っているのです。
商品情報のページなどは一切なく、実際発売予定があるという話しも全く聞きません。
ところが、イギリスの友人から一通のメールが...
「イギリスのショップで1月発売って書いてあったよ~」
「すわっ!」
速攻入手依頼しておきました。
ってゆうか、実際に発売されたとして、送りつけられてきてもどうしようって感じですが(ぉ

自転車風味な小ネタ#7
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
来年100回目の記念大会となるGiro d'Italia。
節目の大会だから何かいつもと違うことをやりたかったのか、いつもと違うマリアローザを公開!
こんなん出ましたけど~!

Designed by Dolce & Gabbana!
...ってゆうか襟にロゴ入れただけやんか。

バッソ! ディルーカ! クネゴ!
左のおっさん二人は誰? と思ったらどるちぇ氏とがっばーな氏らしいです。3へぇ。
自転車風味な小ネタ#6
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
SHIMANOのロードコンポーネントの最上位グレードですが、実はCAMPAGNOLOの最上位グレード「SUPER RECORD」と比べ価格は約半分。めがっさお買い得!
ちなみこの製品名はジュラルミン (duralumin) 、デュラビリティ=耐久性(durability)と、さらに「世界で一番に」という思いを込めた「エース」に由来しているそうです。まさにその名に恥じぬ信頼性と実績、流石です。
初代DURA-ACEが生まれたのは1971年。クランクに初めてその名が刻まれました。以降...
1978年 DURA-ACE EX
1982年 DURA-ACE AX
1984年 DURA-ACE 7400
1991年 STIシステムの採用(7403系)
1996年 DURA-ACE7700
2003年 DURA-ACE7800
2008年 DURA-ACE7900
7500系は何故か欠番。
7600系はDURA-ACE TRACK。現在も継続品番です。
ところで今年冬に発売される期待の新DURA-ACE 7900シリーズですが、遂にというかやっとというかカーボンパーツが採用されています。ジュラルミンなDURA-ACEなのに...
最後の7000系なのだから最後までアルミで貫いて、次のモデルからカーボンパーツ満載の新シリーズにすればよかったのに...と思うのは私だけでしょうか?
時代の流れには抗えなかったということなのでしょうけど、残念です。YUMEYAとかでお茶を濁すとか出来そうなのになぁ...
ところでカーボンでDURA-ACEといえば忘れかけていたあの存在...FC-7800C!
2008年春発売と言われ、SHIMANOの新製品情報にも掲載されていたのにいつの間にかお蔵入りに...
価格は14万円とか噂されていましたが、そんな現実離れした価格ではGOサイン出なかったんでしょうね。
ちなみにFC-7900はFC-7800Cより剛性が高く、しかも軽量。カーボン使ってるといってもアクスルシャフトのみでしかもアルカーボン。まさに「究極の冷間鍛造中空アルミクランク」。
そもそも他社がなぜ頑張ってカーボンクランクを出すのかというと、アルミではどう頑張ってもSHIMANOに勝てない、という理由があると思われます。
それほどまでにSHIMANOの冷間鍛造中空アルミの技術は優れているといえるのです。
ところで、意外と思われるかもしれませんがこの技術、特許出願されていません。なぜなら特許を取得してしまうと技術が公開されてしまうからです。冷間鍛造中空アルミはまさにSHIMANOの究極奥義ということなのですね。
ちなみにFC-7800Cの製法と思しき特許は東レとSHIMANOにより特許取得済みデス。

自転車風味な小ネタ#5
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
CAMPAGNOLO SUPER RECORDの登場と11速化は、今年の大きな話題のひとつでした。
SHIMANOはDURA-ACE 7900で10速を選びましたが、今までも多段化という点においてはSHIMANOが他社に遅れをとることが常という感じでした。
新しい技術には積極的な気がするのですが何故でしょうね。
ちなみにSHIMANO社内では14速までは技術的に確立できているそうです。
「やろう思たらいつでも出来んねん。余裕やねん。」
ということなのでしょうか?
一方、MTBコンポーネントは長らく9速が標準とされてきましたが、来年ついにSRAMが10速化に踏み切るようです。
自転車風味な小ネタ#4
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。 2009年モデルも大人気のPINARELLO FP2。 値上げ傾向が目立つ今年の各社モデルチェンジの中、スペックも価格もほぼ据え置きのFP2は当然注目の存在です。 ...ん? 「ほぼ?」 スペックをじっくりと確認されている方はご存知かと思いますが、2008年モデルとの最大の違いは実はフレームにあります。 2008年モデル...7003-T5アルミ 2009年モデル...6061-T6アルミ フレームに使用されるアルミ合金の素材自体が変わっているのです! ちなみに「素材を見直したことで軽量化された」というのがメーカーの主張。ほんまかいな? 実際、6061アルミの比重は7003アルミに比べ20℃で1立方cmあたり0.09g軽量。 ん~、フレーム一本作ったら結構変わってくるかもしれません。 さらに6061アルミにはこんな優れた特徴も... ◎腐食に強い! ◎表面処理しやすい! ◎溶接しやすい! お~、なんだか万能に見えてきた6061アルミ。でもこんな弱点があるのです。 ×引っ張り強度は7003アルミの約半分... ×硬度は7003アルミの約2/3... ×ねじれ強度も7003アルミの約2/3... がび~ん! 剛性が命とも言えるアルミフレームにおいてこれはもはや致命的だと思うのですが... でもトータルパッケージとしてはやっぱ魅力ありますね、FP2。 そんな訳でたまには真面目にアルミフレームについて考えてみたのでした。
自転車風味な小ネタ#3
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
ジャンニ・ロンゴ。
知ってる人は知っている。知らない人は全然知らない...
北京オリンピックの女子ロードにも出場し、表彰台こそ逃しましたがしっかりトップグループでのバトルに食い込んでおりました。
今年の世界選手権では女子エリートロードに出場し13位。バリバリ現役のスーパースターです。
この方、今年10月で50歳!
オリンピックは7大会連続出場!
ってゆうかおばはんやん!(失礼)
もっとも過酷といわれるロードレースにおいてもこんな選手がいるのですから、サイクリングなら本当に誰でも、何歳からでも始められそうですね。
私も生涯サイクリストでありたいと思っております。
![103072[1].jpg](http://ysroad-koshigaya.com/103072%5B1%5D.jpg)
自転車風味な小ネタ#2
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
今回は気が早い気もしますが来年のツール。
既に日程とコースが発表されております。
http://www.letour.fr/2009/TDF/COURSE/fr/le_parcours.html
注目は初日! スタートはMonaco!
しかも今年無くなったGrand départが復活します。
F1のスタートラインからスタート。有名なあのトンネルもコースになっているみたいですね。
さらに注目は4日目! チームTTが復活なのデスよ奥さんっ!
めがっさ待ち遠しくて昼寝も出来ないデス。

自転車風味な小ネタ#1
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。
第一回は本日開催されましたジャパンカップ。
巷の話題はやはり復帰初戦のイバン・バッソ...ですが、個人的注目はなんと言っても引退を表明して最後のレースとなった沖 美穂選手!
ちなみにどうでもいいことですが私、彼女とは誕生日が一週間違いなので勝手に親近感もって応援していたのですよ。
結果はぶっちぎりの優勝!
前人未到の10勝目をあげて有終の美を飾りました。
誰の目から見ても早すぎる引退...もっと頑張ってほしかったです。本当にお疲れ様でした。
男子優勝はクネゴ!
それにしても今年のジャパンカップはスター選手てんこ盛りで豪華でしたね。
観たかったなぁ...
